楽しい潮干狩りを続けるための注意事項、マナーと貝毒など。
春のレジャーの代名詞ともいえるのが潮干狩りですね。毎年このシーズンを本当に楽しみにしています。アサリにハマグリ、日本人なら大好きな味ですよね♪
潮干狩りを続けるためのマナー
これまで人気の潮干狩り場が、環境の変化で今年の貝掘りが中止になったというのは、全国的によくあることです。
例えばアサリやハマグリの生育不良であったり、貝毒が発生していたりでシーズンが棒に振られることも珍しいことではありません。
潮干狩りに行く私たちは、漁業関係者ではありませんが、楽しませてくれる場所が来年もそのままであり続けてくれることはありがたい事だと思います。入浜する潮干狩りポイントで設定されているルール、例えば持ち帰りの量、アサリやハマグリのサイズなどをしっかり守ることで応えていきましょう。
また現場で注意しておきたいマナーとして、
○アマモなどの海藻を抜かない。
○指定外の貝採り器具の使用は止める。
○明らかに小さな稚貝は持ち帰らない。
○ごみを捨てたり、埋めておくような行為はしない。
○深く掘った穴をそのままにしない。
○ビシャビシャと水を跳ねつつ歩かない。
以上のようなものが考えられます。お互いに気持ちよく潮干狩りを楽しむためにも、心の片隅でもチェックしておいてください。
貝毒には注意
そして持ち帰って食べる時に注意するのが貝毒です。
潮干狩りで獲ったアサリなどに含まれていた貝毒による食中毒が、時折ニュースでも聞かれることと思います。
これは腐った貝を食べてしまったのではなく、アサリやカキなどが海中の毒を持つプランクトンを食べてしまい、その毒を蓄積することによって引き起こされるもので、この毒が「貝毒」といわれます。一方市場に流通しているアサリなどは、漁協か卸で貝毒も検査しているため安全に食せます。
貝毒を一定量以上摂取すると下痢を起こし、危険な場合は麻痺、呼吸困難などの症状が出ることもあるうえ、熱にも強いため危険です。
出かける潮干狩り場周辺の“貝毒情報”はチェックしておきましょう。
このほかにも手軽に潮干狩りを楽しむためのポイントを項目に分けて記事にしていますので、確認して欲しいと思います。
日程を決め、道具や服装の準備を済ませればあとは実践あるのみ! アサリやハマグリをしっかりゲットして、美味しい貝料理をぜひとも貴方の手で作ってみませんか。
全国オススメの潮干狩りポイントも更新しておりますので、参考にしていただければ幸いです。
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